ハイライフ歯科医師知っ得コラム
はいから読売新聞折り込み

入れ歯が痛い

入れ歯が合わずに痛くて困っていた。新しい入れ歯を作ってみたけど、やっぱりあちこち痛くて噛めない。作り直した入れ歯も、歯ぐき(歯肉)にピッタリと合っていないのでは? と感じたことはありませんか。実際には歯ぐきにピッタリ合った入れ歯でも、噛むと痛みを感じることはあります。何故その様なことが起こるのでしょうか?

『1.歯ぐきの厚みが場所によって違うため』

 入れ歯の下には歯ぐきがあります。さらにその下には顎の骨が隠れています。歯ぐきが厚い部分は指で押しても骨の硬さは感じにくいですが、歯ぐきが薄い部分は指で押すとすぐ下に骨の硬さを感じるはずです。物を噛んだ時、入れ歯はわずかに歯ぐきに食い込みます。歯ぐきが厚い箇所はクッションとなり痛みは生じにくくなります。入れ歯が骨に刺さるように鋭い痛みを感じる箇所は、歯ぐきが薄い箇所であると言えるでしょう。

『2.入れ歯がずれるため』

 新しい入れ歯の人工歯には凸凹が付いています。上と下の歯の凸凹が上手く噛み合わさることによって食べ物を効率よく噛み砕くことができます。同時に入れ歯の位置も安定するのです。しかし、凸凹がわずか1mmでもずれれば、その分入れ歯も1mmずれようとしてしまいます。噛み合わせの調整には細心の注意を払いますが、わずかな噛み合わせのずれには気付き難いものです。患者さんご本人も、噛み合わせのずれにはすぐには気付かないようですが、噛み合せの1mmのずれの力は、歯ぐきが確実に受けて痛みとなって現れてきます。「左は大丈夫だけど、右の上下の歯ぐきだけ痛くなる」患者さんがそう訴えたときは、噛み合わせの調整で解決できることがよくあります。

 以上の二つが入れ歯の痛みの主原因ではないかと思います。もちろん、それだけが全てではありません。今までは、この二つの原因を解決するのはなかなか難しい問題でしたが、最近では入れ歯の内面に生体用シリコーンを貼り付けることによって二つの原因を解決する方法も出てきました。100症例ほど施してみて、患者さんが痛みを生じたケースはほとんどありませんでした。

 選択肢の一つとして非常に有望な技術であると思っています。
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