インプラント義歯について

顎の骨が減り、義歯をつくってもなかなか口腔内で安定しない、よく噛めない、また部分床義歯の方で歯にかかるクラスプを、審美的に避けたい方にインプラント義歯というものがあります。 インプラント義歯は、顎の骨にインプラントのネジを埋め込み、人工歯根として義歯と接着して固定する為、義歯をしっかりと固定することができます。

固定には通常2~6本のインプラントを埋入して、これを利用して入れ歯全体と固定をして維持させますので、通常のインプラントよりも埋入本数が少なくてすむことで費用負担を少なめに抑えることができます。

インプラント義歯には、いくつか種類があり、
①金属のバーを使用したタイプ(バーオーバーデンチャー)
②ボールの形をしたもので連結するタイプ(ボールアバットメントオーバーデンチャー)
③磁石を利用して連結するタイプ(マグネットオーバーデンチャー)が代表的なものに挙げられます。
①バーオーバーデンチャー:インプラントとバーをつないで、入れ歯にバー部分を挟み込む設計です。かなり強固な固定となりますので、しっかりと入れ歯を固定することができます。
②ボールアバットメントオーバーデンチャー:インプラントと入れ歯の接着面をボールで固定する設計です。下顎の義歯に使用するケースが多く、バーオーバーデンチャーと比較してインプラントの埋入本数が少なくてすみます。③マグネットオーバーデンチャー:磁力で入れ歯とインプラントを固定します。適度な外しやすさがあり使いやすいです。

以上の様に、インプラント義歯は、症例や要望によって設計を変えてよく噛める義歯をつくる治療方法になります。


●現代主流になっているインプラント義歯「オールオンフォー」
インプラントを歯茎に四本打ち込み、総入れ歯を固定する方法、インプラント打ち込みは一本7万円~8万円の相場になります。さらにそこに義歯の製作する値段が加わって、インプラント埋め込みと義歯製作で大体30万円から70万円の費用がかかります。

※「オールオンフォー」にも適している義歯患者さまと適していない義歯患者さまがおられますので、しっかりとした検診を受けて受診致しましょう。