入れ歯は定期的チェックが必要

どんなに精巧で精密に作られた入れ歯でも、入れ歯を作った後のメンテナンスは絶対に必要です。歯茎や口の中の様子も年々状態は変化してくるので、お口の中に合わせるためにも、入れ歯の定期的なチェックは必要になります。また、自分自身で問題がないと思っていても、入れ歯をはめていて、口腔内に傷ができていたり、入れ歯がすり減っていたりする事があります。歯科医院で定期的な調整、チェックをしてもらう事によって、良い入れ歯の状態を保ち、快適に長く使う事ができます。入れ歯にまつわる治療はお口の中に入れた時から始まります。

また 近年、入れ歯の噛み合わせについての知識がいろいろなメディアで取り上げられ、その認知度は高くなっています。その一方で噛み合わせを原因とするストレスが全身症状につながる事を、知らない方もたくさんいます。もちろん体調が変化したからといって、その原因が全て顎・口腔系のストレスに決めつけるのは誤りです。ただ、なかなか特定できない原因の病気に悩んだ時には顎・口腔系を疑ってみると良でしょう。

入れ歯も歯である以上、すり減ってしまい、噛み切りにくい入れ歯をそのまま使い続けていると、体のあちこちに偏頭痛、肩こりのトラブルが起きてくる事もあり、入れ歯のせいだと気づかずに辛い思いをしている方も多いようです。

歯は最小20ミクロンの物を感知します。20ミクロンは1ミリの50分の1の事です。私たちはご飯に1粒の砂が入っていても、味噌汁に髪の毛が1本入っていても気づきます。それほど敏感に感じられる器官なのです。

また、自分に合った入れ歯を作る事で、身体のゆらぎが減り、歩行運動の向上し、体のバランスが改善されると可能性があります。よい入れ歯を作る事で歯がある時と同じ身体バランスを取り戻して転倒などの危険を少しでも減らしたいものです。

入れ歯の定期的なチェックの重要性を入れ歯をご利用の患者さまが理解し、行動することによって、身体の調子も悪くならず快適な生活を送ることが可能になるのです。